米と海産物を押し固めるれんしう
昨日行ってきた場所↓。
「引き」の画像。
道中の焼肉屋の写真。
上から降って来る大量のテトリミノ(テトリスのブロック)をかき分けて進む様子。
左側は照準器で狙われている人。
さて、このような看板や焼肉屋やテトリミノが降り注ぐ場所で寿司の作り方を勉強してきた。
やはり日本に住んでいるからには寿司の一つも握れなければ、日本に住んでいるにもかかわらず寿司の一つも握れない人となってしまい、すなわちそれは日本に住んでいるにもかかわらず寿司の一つも握れず出来る料理と言えば専ら「煮」ぐらいの人となってしまうわけであり、ここで、私はやはり日本に住んでいるからには寿司の一つも握れるだけでなくさらに「煮」まで作れる粋な料理人となりたい人間なのだということを認識してください。
もちろん初回からいきなり簡単に寿司に関する全ての物事が出来るわけではない。しかし講師の方の初心者向けに要点を押さえた的確な教えと出来る喜びを通じてやる気を引き出す素晴らしい授業により、楽しみながら覚える事が可能であり、これは閉鎖的な修行が蔓延る現代日本寿司界隈において、非常に合理的かつ未来的なオーパーツと言える素晴らしき環境である。
なお、タイトルに押し固めるとあるが、握り寿司はもともと押し寿司から江戸時代に発展したものらしいので押し固めるのはイメージとして正しい。だが、あくまでも元は押し寿司なのだというイメージに基づいた例えであるから、本当にネタが潰れて米粒の形が分からなくなるぐらい押し固めてはいけない。
作成した寿司の一部。ちなみにとても意外な事だが、この中で実は玉子の作成が一番難しい。
初心者でもきちんと要点を学んで数時間練習するとこういった感じでこのようにそれっぽい感じの寿司を作成する事が出来る。逆に考えると初心者に物事を教えるときはそういう「(プロでは当たり前だけど)初心者が間違えそうなポイント」みたいなものを初心者の気持ちになったり自分が初心者だったころを思い出して、たくさんクローズアップして教えるという事が重要だなと。今回の先生はそれがとても上手なお方だった。
なお、日本のカイシャにはそういった「初心者が間違えそうなポイント」を利用して、逆にマウントを仕掛けてくる意地悪な人が居るが、そういうアホのせいでせっかくの優秀な新人が潰れてしまって伸びないのが非常に不毛である。
というわけで寿司もおいしかったが、教え方って本当に大事だなぁと改めて深く思った日だった。
なお、ダイエットをテーマにしたブログなのに餃子やらカレーやら寿司やら飯テロ画像ばかり載せてけしからんという声があるかも知れないが、本当にその通り。大体ブログの背景テーマも寿司だし。けしからんブログである。