やせたいぶろぐ

楽してやせたい

土曜のライブの実演やら解説やら

今まで様々な記事でライブに向けた準備に関することを書いてきたが、

ついに実演当日を迎えるに至った。

 

れんしうのようす

nullpo99.hatenablog.com

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録音のようす

nullpo99.hatenablog.com

 

音響技師のようす

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さて、ライブ当日には触れなかった裏話がいくつかあるので

ここで公開しましょう。

 

まず、本番のMCでギターの中山が来れなくなり、急遽「スーパー中山君」を作ることで対応したという話をしました。

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参考:スーパー中山君(右側)

 

そして実はこの写真の左に居るBassの久保も諸事情で来れなくなる可能性があってそうなると二つのヒューマノイド奏者に挟まれて演奏するというなんとも近未来的な構図となる可能性もありました。

 

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参考:近未来的ライブのイメージ

 

さて、以前の記事にもあったとおり、ライブ本番では音響技師を召還する事で、自分は設営やら音源チェックやらなんやらのオペレーションから開放され、歌詞の読み込みや演奏に専念できるという目論見でした。

 

ところがなんと音響技師が先週別の仕事で秋田に山奥に行って帰ってきたとたん高熱を出して倒れてしまいました。そして検査の結果インフルエンザA型の診断。5日間は家から出るなとの医師命令が下ったのです。

 

恐らく秋田の山奥などという試されている場所に行ってしまって体力を奪われていたところに、帰りの新幹線やら東京駅やらの多数の魑魅魍魎密集地帯を通過したことで罹患したと思われます。

 

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技師が試されていた場所

 

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技師から送られてきた試されている現地の様子

 

さて困った。ライブ本番の音源運用丸投げ計画が丸つぶれになってしまったので急遽私が技師の機材の利用方法を学ばなくてはならなくなってしまいました。

音源はDAWと呼ばれるソフトで管理されているのですが、私が使っているソフトと技師のソフトは違うためその基本的な操作などをキャッチアップしました。

↓今回利用したDAWソフト

new.steinberg.net

 

さらにオーディオインターフェースというパソコンから出るデジタル音声信号をライブハウスのスピーカーなどに送るアナログ信号に変換する装置があって、これも私が使っている機材とは別のもので、当然操作するソフトも別なので使い方をキャッチアップする必要がありました。

 

↓今回利用したオーディオインターフェース

store.miroc.co.jp

↓その管理ソフト

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ライブ前日はとにかくこれらのキャッチアップなどなどを行っていたため、そこから歌詞を作成してさらにスーパー中山君の顔画像やら手元動画やらをタブレットに設定して諸々音源を整備してとやっていたらあっという間に朝になってしまっていたのです。

まあ歌詞はもっと早くつくっておけよという話だけどもw

 

さらに当日はゲネの前に都内某音楽練習施設(※スタジオノア池袋店)で最終チェックのためのスタジオ錬をしたのですが、なんとここで音源がなかなか流れず、練習時間2時間のうち1時間15分をつぶしてしまうという地獄のような事態に。

以下のルーティングをしてソフトを起動すればあとはいける簡単なお仕事にしといたはずなのに実際はソフトの起動順序とかの影響が絡み合って音が出たり出なかったりしてクソ大変でした。

技師(病み上がり)に電話したりリモートでPCに入ってもらったりしていろいろやって何とか解決。

 

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↑ライブではこのような設定にて各楽器を繋いで音をながしていました。

 

特に今回は(というか毎回そうだが)打ち込みの曲だったので、奏者がテンポを合わせやすいようにメイントラックの音とクリック音(メトロノームみたいなテンポが分かる音)を別経路で流すということをやったのですが、これが簡単なはずなのにメイントラックの音だけ出ないとか、メイントラックとクリックがなぜか一緒に流れちゃうとかもう様々な問題が発生しました。

 

まあ問題の切り分けとかをいろいろやって最終的に本番ではうまく行ったんでいいんですけどね。

ぶっちゃけ前のライブのように私が一人で突っ立って音源流すだけだと出来て当たり前なので、スーパー中山君の準備だとか、技師の不在だとか、こういった生演奏とのコラボだとかいろいろ不測の事態など大変な事があったほうが、ギリギリまで出来るかどうかの緊張感があって非常に楽しめましたということです。

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さてライブ後の打ち上げでピザやたこ焼きを食べたり、その後3次会で日高屋に行って餃子を食べたりといろいろやっちまったわけですが、体重はどうなったのか。。。

 

その結果はまたあとで